インプラント
- 天然歯と比べ、人工の治療装置であるため感染に対する抵抗力が弱い。
- 骨の状態、また全身疾患により、インプラント治療が不可能な方もいらっしゃいます。
歯周病や虫歯などが原因で失ってしまった歯の機能を回復させる治療法の一つにインプラント治療があります。
インプラント治療は、失ってしまった歯の部分の顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取りつける治療法です。
美しい見た目やより自然な感覚を得ることができる、多くのメリットがある優れた治療法です。
国際インプラント学会(ICOI)認定医による治療
インプラント治療は、高度な技術と専門的な知識・設備を必要とする治療です。
また、数々の症例を診てきた「経験値」も必要とされます。
近年、インプラント治療を行う医院は増えており、中には知識や経験の浅い歯科医師による治療を受けたことで、トラブルや医療事故を引き起こしているケースも多くみられるようになってきました。
こういったことから、インプラント治療に対して「危険」「怖い」というネガティブなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
ですが、インプラント治療はしっかりとした技術と知識と技術のもとで治療を行えば、決して危険な治療ではありません。
当院の院長は、国際インプラント学会(ICOI)認定医の資格も取得しており、数々の難症例も成功させてきました。
他医院で断られてしまった難症例の患者さまでの対応可能な場合がありますので、是非ご相談ください。
恐怖感をお持ちの方へ。麻酔専門医による静脈鎮静法も可能です
静脈内鎮静法とは、精神安定剤を静脈に点滴していく方法です。
完全に眠っているか、まどろんだ状態で治療を行いますので、痛みや不快な音などはほとんど気にならなくなり、「いつの間にか治療が終わっていた。」と感じる方がほとんどです。
痛みが苦手な方はもちろん、どうしても手術が怖いという方や、歯科恐怖症の方でユニットに座ることすら困難な方の場合でもリラックスした状態で安全に治療を受けることができます。
非常に専門的な知識が必要になってきますので、この治療法を取り入れている歯科医院はまだまだ少ないのも実情ですが、当院では麻酔専門医と連携し、ご希望に応じて処置を行っております。
他医院で断られた方も、ご相談下さい。
「骨が少ないので、インプラント治療はできません」
「難症例のため、当院では治療できません」
このようなことを言われて、インプラント治療をあきらめている方も多いのではと思います。
当医院では、通常なら顎の骨の量が足りずに治療ができないような症例でもサイナスリフト、ソケットリフト、GBRなどの特殊な方法を用いてインプラント治療を可能にしています。
また、総入れ歯を固定させる「オーバーデンチャー」などにも対応していますので、他の歯科医院で治療できないといわれた方も、あきらめず当医院にご相談ください。
GBR法
主に下あごの骨の高さや幅が足りない場合に用いられるテクニックです。
具体的には、骨が不足している部分を「バリアメンブレン」とよばれる膜で覆って骨を作るスペースを確保し、その中に、骨のもとになる素材を詰めて、骨の再生を促していきます。
術式としては、主にインプラントの埋入と同時に行う方法と、インプラント埋入前に行う方法の2種類があります。
インプラントの埋入と同時に行う方法の方が患者さまの負担は少なくて済むのですが、骨の量が大幅に足りない場合には適応ができないため、その場合はGBR法により増骨手術を行ってから4~8ヶ月間骨が再生するのを待ち、再生後に改めてインプラント埋入手術を行う方法を取ります。
サイナスリフト
サイナスリフトとは、上あごの歯槽骨の薄い部分の上顎洞底部に、骨の移植をしたり、再生療法などで骨造成を誘導する治療法です。
サイナスリフトは、骨造成が多くできる事と、目で確認しながら手術できるというメリットがありますが、反面、手術の難易度が高い事、骨が出来るまでに6ヶ月~1年かかるため、患者様の精神的、肉体的な負担が大きい事というデメリットもあります。
その為、骨を多く再生する必要がある場合(歯槽骨の高さが5ミリ未満の場合)にサイナスリフトを使い、歯槽骨の高さが4ミリ以上ある場合は、次で紹介するソケットリフトを用いることが一般的です。
ソケットリフト
ソケットリフトもサイナスリフトと同じように、上あごの歯槽骨の薄い部分の上顎洞底部に骨を作る治療法ですが、サイナスリフトが歯が生えていた部分の側面の歯ぐきからアプローチするのに対し、ソケットリフトは歯の生えていた部分、もしくは歯を抜いた時に出来た穴からアプローチすると言ったその手法の違いがあります。
この手法を採用すると、骨の移植と同時にインプラントを入れることが出来るため、サナスリフトよりも短期間で治療を終えることができます。
ただし、骨を作れる範囲が限られるという事、治療を受けられる人が限られるというデメリットもあります。
万全の治療環境
歯科用CTによる精密診断
CTとは、コンピュータ断層撮影(Computed Tomography)の略称で、コンピュータ処理により撮影データを3次元の立体画像として構築することで、骨の状態などを正確・高精度に診断できる装置のことをいいます。
従来のレントゲン画像は、2次元の平面画像でしか歯や顎の骨の様子を見ることが出来ませんでしたが、歯科用CTを用いることで、3次元の立体画像として情報を得ることが出来るため、歯や顎の骨の状態はもちろんのこと、神経や血管の位置なども詳細に把握するできるようになります。
当医院では、インプラント治療の他、親知らずの抜歯や歯周病治療、根管治療、歯根の破折の診断などにも用いています。
歯と顎の骨の形状、神経や血管の位置を正しく把握することでより確実に、そして安全性を高めることができます。
マイクロスコープによる精密治療
当院では、インプラント治療の際も、必要に応じてマイクロスコープを使用して治療を行っております。
マイクロスコープを使用することで、肉眼の21.3倍の拡大視野で治療を行うことができるため、歯科医師の肉眼では見えないものが見えるようになり、これまで以上に精度の高い治療を行うことができます。
実際に、脳外科や心臓外科など精度が求められる外科手術で使用されているモデルで、傷口なども髪の毛よりも細い糸で縫合でき、術後の痛みや不快感も抑制することができます。
症例紹介
歯を入れて噛めるようにしたい
主訴 | 歯を入れて噛めるようにしたい (40代 男性) |
治療説明 | ブリッジや入れ歯の選択もあるが、両隣の歯を削りたくないとの希望により、インプラント治療を選択しました、3ヶ月後にアバットメント装着してセラミックス冠装着しおります。 |
治療期間 | 4ヶ月 |
治療費用 | 330,000円+税 |
前歯が折れたので治したい
主訴 | 前歯が折れたので治したい(50代 男性) |
治療説明 | 前歯に垂直破折があり、感染が著しいため、抜歯後即時インプラント埋入を計画、3ヶ月後にアバットメント装着してセラミックス冠装着しております。 |
治療期間 | 4ヶ月 |
治療費用 | 330,000円+税 |
デメリット |
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